【第61回七大戦】京大がサヨナラ勝で白星発進!

8月11日、全国七大学総合体育大会第61回大会【硬式野球の部】が、セイホクパーク石巻(石巻市民球場)で開幕した。3年ぶりの開催となった本大会は東北大学の主管によって行われる。

<七大戦・硬式野球の部:北海道大学5-6京都大学>◇11日◇1回戦◇

京都大学が北海道大学を逆転で退け、初戦を突破した。一時3点差をつけられる苦しい展開にも、最終回に追い上げを見せ、春季リーグ戦5勝の底力を発揮した。2回戦(対東京大学)は12日に同球場で行われる。

試合は、序盤から相手にリードを許す京大劣勢の展開。それでも守備が要所で踏ん張り、最終回を3点差で迎える。先頭打者の中井壮樹(長田①)が粘り強く内野安打で出塁すると、四球と犠飛で1点を返す。この日猛打賞の二番・西村洪惇(金沢泉丘②)の適時打で一点差、続く三番・山縣薫(天王寺④)が申告敬遠により一死満塁の好機が訪れる。打席には、春季リーグ戦でサヨナラ打を放っている四番・青木悠真(四日市③)が入る。緊迫した場面で迎えた5球目、レフトへの犠飛を放ち同点とし、守備の乱れの間にサヨナラの走者が生還する。終始劣勢の展開をはね返し、見事初戦を勝利で納めた。

以下、選手のコメント。

◇ サヨナラ勝を呼び込む安打を放った中井壮樹(長田①)

ー 2個の四球と最終回には逆転を呼び込む内野安打を放つ活躍。今日の打撃の振り返りと、最終回の打席での心境を教えてください。

今日は追い込まれてからも落ち着いてボールを見極めて四球を選ぶことができたが、4回のチャンスの場面で打ち気になりすぎてボール球に手を出して三振してしまったので、最終回の打席では先頭として何とか出塁しようと考えていた。結果として勝利につながる出塁となったので良かった。

ー 次戦に向けた意気込みを教えてください。

試合に出ても出なくても、チームの勝利に貢献できるように頑張ります。

◇ 最終回に同点打を放った青木悠真(四日市③)

ー最終回同点の犠牲フライを打った場面の心境を教えてください

最悪なのがゲッツーだと思っていたので、思い切り振って最悪犠牲フライくらいの気持ちでした。緊張しましたがなんとか逆転できてよかったです。

ー次戦に向けた意気込みを教えてください

最終回に4点取ってひっくり返すことができたのはチームとして大きいと思うので勢いに乗って優勝したいと思います。

京大ベースボール

京都大学初の大学スポーツ紙。 体育会硬式野球部に関する報道活動を行う。 野球部の広報という立ち位置ではなく、野球部とは完全に別団体として活動している。

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