関西学生野球春季リーグ戦 第5節2回戦 近畿大学3―7京都大学(17日・南港中央野球場)
0勝1敗で迎えた近畿大との2回戦、代打逆転満塁本塁打が飛び出し京大が逆転勝利をあげ、チームの連勝も3に伸ばした。京大はこの試合でシーズン5勝目(京大歴代最多タイ)を飾り、史上最高となるリーグ2位の可能性も依然残している。

初回に3点を先制され、0-3のまま迎えた六回一死から小田雅貴(3 茨木)、伊藤伶真(4 北野)、山縣薫(4 天王寺)の3連打で1点を返すと、二死となって五番・西村洪惇(2 金沢泉丘)が右前適時打を放ち1点差に迫る。四球を挟み二死満塁となった場面で代打・梶川恭隆(4 旭丘)がレフトオーバーの満塁本塁打を放ち、逆転に成功する。七回にも四番・青木悠の適時打で追加点をあげ、7-3でゲームセット。投手5人の継投で初回以降流れを一度も相手に渡さない、京大の完勝だった。
梶川の満塁本塁打は、新リーグ以降29人目(2021年春、関大・久保田拓真以来)、京大では史上2人目となる。