京大が立命大から7年ぶり勝利、エース水江が初完封

関西学生野球春季リーグ戦 第4節2回戦 京大3―0立命館大学(6日・南港中央野球場)

 0勝1敗で迎えた立命館大との2回戦に京大が勝利。エースの水江日々生(3・洛星)が自身初となる完封勝利(今季3勝目)を挙げた。

 六回2死1.2塁、昨日のチャレンジリーグから連日の先発出場となった七番・西村洪惇(2・金沢泉丘)が右中間に値千金の適時三塁打を放ち2点を先制、これが決勝点となった。九回にも先頭の伊藤伶真(4・北野)がこの日3本目となる中前安打で出塁すると、代走に入った主将の出口諒(4・栄光学園)が盗塁を決め、一死二塁の好機を演出。その後、二死三塁となり代打の梶川恭隆(4・旭丘)がカウント3-2からしぶとくライト前に運び、貴重な追加点を得た。

決勝打を放った西村

投げては先発の水江日々生が9回119球、ほぼ毎イニングで走者を背負うも粘りの投球を見せ、自身初となる完封勝利を挙げた。水江は今日の試合で今季3勝目を挙げ、平成26年春の田中英祐氏(元千葉ロッテ)、令和元年秋の原健登氏に並ぶ、京大歴代2位となる記録を刻んだ。

※歴代記録は平成12年秋、岡村英祐氏によるシーズン4勝

京大ベースボール

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