4月30日、ほっともっとフィールド神戸で行われた関西学生野球連盟春季リーグ戦の第5節、近畿大学との1回戦で京大のエース・水江日々生(3・洛星)が先発としてマウンドに立った。三回に2失点、六回と七回にも2点ずつ取られ、結果6回1/3を投げて6失点に終わった。
その日の試合を「実力不足だった」と水江は語った。「甘い球を投げるとどうしても打たれると分かっていたので、できるだけコースで攻め切ろうとしたが、向こうの方が上手だった」と振り返る。
一、二回は安定した投球を見せたが、三回にタイムリーヒットを2本打たれ先制を許す。2失点した直後は捕手の水野(3・高松)と「できるだけ最少失点で止めたい」という話をしたという。「3点取られると相手(投手)が久保なので(勝つのが)きつくなってくる。どうしても2点で止めたかった」と語った。

その後、四回、五回とランナーを出すも粘りのピッチングで無失点に抑えた。しかし、近大打線は甘くなかった。六回、七回にもそれぞれ2点を追加され、七回途中でこの日はマウンドを降りた。
水江は次戦に向けて、「ここから結構試合が続くので、先発するならちゃんと勝ち切れるように長いイニング放ろうと思っています」と意気込む。これからの水江のさらなる活躍に期待である。