4月30日、0ー6で敗戦した近大戦だったが、明るい要素もあった。この日、七回裏一死1.3塁というピンチの中でマウンドに上がり、火消しに成功した村尾昴紀(4・三国丘)だ。
6点ビハインドの七回裏、一死1.3塁という厳しい場面だったが、「あの場面で投げることは覚悟していた」と村尾。先頭打者をファーストゴロ、次打者を三振に打ち取り、三振を奪った後にはガッツポーズも飛び出した。村尾は「今日は思った所に投げられて抑えたいように抑えることが出来た」と語った。

「苦しいピッチングが続き、チームに迷惑をかけていた」と振り返った村尾だが、この日は間違いなくチームに貢献したピッチングをしたといえる。自身も「ようやくスタートラインに立てて、嬉しかった」と語った。

これからも厳しい試合が続いていくと予想されるが「少しでもチームの勝利に貢献出来るように頑張りたい」と村尾は意気込む。これからの活躍がますます期待される。