●【近田語録】「僕らはチャレンジャー」 近大1回戦(0-6)

京大硬式野球部は30日、ほっともっとフィールド神戸で行われた関西学生野球連盟春季リーグ戦の第5節1回戦で近畿大学と対戦し、0-6で敗戦した。

先発の水江日々生(3・洛星)が相手打者に捕まり7回途中6失点。打線も相手の好投の前に1安打完封された。以下は近田監督との一問一答

──今日の試合を振り返って

山縣(薫、4・天王寺)や愛澤(祐亮、4・宇都宮)らレギュラー陣がいない状況だと考えると戦い方が難しかったなというのはあるんですけど、それを言い訳をせず、今のチームの実力がこうなんだというのを再認識できたのかなと思います。

──先発の水江日々生(3・洛星)について(6回1/3を6失点)

彼もこのような(主力を欠いた)チーム状況の中、エースとしての責任がある中でしっかり投げてくれました。ただ、一点もやれないという難しい要求はしているんですけど、(3回裏、近大に)2点入った時、そして(6回裏、近大に)4点目が入った時も、自分の思い通りにいかないというところで気持ちが切れるのが早かったのではないかなと思います。

──リリーフ登板の2投手は好投。

リリーフ陣はしっかり頑張ってくれたと思います。今日もああいう(0対6でビハインドの)点差で投げてもらったんですけど、村尾は本来もっと点差が縮まっているような、シビアな場面で投げてもらうような投手なので。そういう意味では今日の結果に本人もほっとしたと思うので、次はもっとしんどい場面で同じようなピッチングをしてくれたらいいかなと思います。

※7回裏一死一、三塁で登板した村尾昴紀(4・三国丘)は火消しに成功。8回裏に登板した今井駿介(4・松本深志)も味方の好守にも助けられ無失点。

──打線は1安打で完封された

打てないと点は入りませんし、(近大は)コントロールがいい投手ばかりなので、なかなか四球も取れないと思うんですけど、今すぐ大きく変えるのは難しいですが、考え方などを意識的に変えるというというところでは、もっともっと工夫はあっていいのかなと思います。

──明日への意気込みを

チーム的には苦しい状況ではあるんですけど、新しいメンバーを使ったりできるというところも僕としてはあるんで、普段スタメンで出られない選手もリーグ戦に出られた時に、しっかり自分のプレーを出してくれたらいいかなと思います。前向きな姿勢に期待しています。

(初節の)関大戦はうまくいって勝ち点を取ることができましたが、僕らは「チャレンジャー」です。そうやってこれまでも練習してきましたし、もう一度「チャレンジャー」として近大さんに立ち向かっていきたいです。

京大ベースボール

京都大学初の大学スポーツ紙。 体育会硬式野球部に関する報道活動を行う。 野球部の広報という立ち位置ではなく、野球部とは完全に別団体として活動している。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です