硬式野球部は27日、奈良学園大と練習試合を行い、4-5で敗戦した(奈良学園大G、10回制特別ルール)。9回表までは山縣薫(天王寺・新④)らの適時打があり3-2とリード。9回裏に2点を取られて逆転されるも、10回表に南知輝(熊本・新④)の適時打で同点に追いつく。しかし、10回裏に一死満塁から押し出しの死球を与えてサヨナラ負け。以下は近田監督との一問一答

──試合を振り返って
リーグ戦もそうですし、この前の京都産業大戦もそうでしたけど、なかなか勝ったまま逃げ切れるというのは無いので。そういう意味では久しぶりのオープン戦でそのような試合ができて、本人らも勝てると思っていたでしょうけど、そんなに甘くないよっていうのは出たので、今のうちに悪いところを出しておくっていう発想でいくと、すごくよかったなと思います。

──先発の水江は2回1失点
彼もまだ全然本調子ではないんですけど、(リーグ戦まで)一週間を切っているので。彼の修正能力は信頼しているので、今日の内容(を踏まえたうえ)でしっかり投げて、リーグ戦までに色々間に合わせてくれるかなと信用しています。
──牧野・手塚・徳田投手はそれぞれ無失点リリーフ
牧野は去年リーグ戦に先発させて経験を踏ませてきたなかで、悔しい思いは強いと思うので、今日もしっかりと投げてくれたので、そこはいい収穫でよかったのかなと(思います)。(手塚と徳田に関しては)2人ともラストイヤーなので、4回生の意地ではないですけど、リーグ戦を前にアピールしてくれたと思うので、いい材料として頭を悩ませていきたいと思います。



──7回から登板の水口投手は(2回1失点)
彼の本来のボールはもっと力があるはずなので、(今回の登板は)調整だったのかなと思います。物足りなさというのは正直あるんですけど、そこは彼も同じく(あると思います)。彼はリーグ戦に向けて一番気持ちが入っている選手だと思うので、期待して、しっかりとリーグ戦までに調整してもらいたいなと思います。

──9回、10回は「京大あるある」(9回に染川が2失点、10回に今井が押し出し死球を与えサヨナラ負け)
そうですね。染川もまだリーグ戦ではどこで投げるか分からないですけど、まだやっぱり3回生で、でも3回生はここで投げておかないと、どんどん下から突き上げがあって良いピッチャーが出て来たら場所がなくなるので。今日の結果だけで決めることはないんですけど、彼がリーグ戦で投げたければ、去年リーグ戦経験したとはいえ、まだ決まったポジションではないので、色々頭の中をリフレッシュして切り替えて、次の登板に向けてしっかり準備してほしいなと思います。

──打撃陣は
今日はある程度リーグ戦のスタメンになるかなというメンバーで組んではいるんですけど、思っていた以上にバットが振れていたので、そこは収穫なのかなと思います。
──リーグ戦の先発ローテは
ローテは決まっていないです。全然決まらないです。前日まで決まらないと思います(笑)。