外野手転向、そして昇格──最後のシーズンへ 梶川恭隆の挑戦

By岩本 涼太

2月 27, 2022

今春、BチームからAチームへの昇格を摑み取った2人の選手がいる。梶川恭隆外野手(旭丘・新④)と中村千紘外野手(明和・新②)である。
今回、本紙は梶川選手にインタビューを行った。梶川選手は昨春、捕手から外野手へ転向した。彼はなぜ外野手になったのか。そして最後のシーズン、昇格のチャンスにどのような思いを期するのか。【聞き手・文=岩本涼太】

梶川外野手

<以下・梶川選手へのインタビュー>

──外野手転向のきっかけは

一番大きな理由は、出場機会を獲得することです。その他の理由としては、キャッチャーとしての成長に自分の中で限界を感じていて、このままでは試合に出るのは難しいと思っていました。最後の年を迎えるにあたり、守備だけでなくバッティングでも勝負したいと考えて、外野に(チャンスを)求めました。

──「バッティングで勝負したい」と。自身の打撃の長所は

バットコントロールがよく、空振りが少ないのが自分の長所だと思っています。そこに去年からウエイトトレーニングに取り組み、この冬はパワーや鋭さ、(バットにボールが)当たった時の打球の速さを追い求めて練習してきました。現在は、自分の持ち味であるバットコントロールにパワーが加わり、打撃がすごく上向いている状態だと思います。

──転向したからこそのメリットは

元捕手ということを外野守備でも打撃でも活かしていきたいと思います。バッテリーからの見方というのは今まで経験してきた部分もあると思うので、そこを自分の持ち味として出していけたらなと思います。

──BチームからAチームへの昇格。どのように感じたか

やってやろう、アピールしたいという気持ちです。

──来月から本格的にシーズンが始まる。意気込みを

実戦練習やオープン戦で結果を出すということが自分に求められていることなので、目に見える形で結果を出して首脳陣にアピールして、レギュラーのポジションをつかみ取りたいと思います。

~取材を終えて~

今回梶川選手に初めて取材を行ったが、冷静に受け答えを行い、自身の強みを分かりやすく言語化する姿が印象的だった。最後のシーズンに懸ける彼の並々ならない思いが取材でも伝わってきた。梶川選手の巧みなバットコントロールがチームの勝利に貢献することを期待したい。

岩本 涼太

「京大ベースボール」記者。京都大学経済学部3回生(2020年入学)。体育会バーベル部、鴨虎会所属。大阪府立北野高校出身(131期生)。高校時代はラグビー部に所属。脇編集長の熱意にひかれて当紙に入局。

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