硬式野球部、2022年のキーマン<投手編>

By岩本 涼太

1月 18, 2022

先日行った新年初練習でのインタビューで、近田怜王監督(31)は投手3人、野手3人の計6人の選手を2022年のキーマンにあげた。本紙は今回、彼らに新年の抱負、目標を語ってもらった。【聞き手=岩本涼太】

<今回は投手編、野手編はこちら

1.水江日々生(洛星・②)

水江投手

水江は昨秋、関西六大学で防御率リーグ4位(2.41)を記録した主戦投手である。以下、一問一答。

──本年のキーマンに指名された

期待されているのは素直に嬉しいことですが、それに伴って責任も出てくると思います。去年まではまだ下回生で、のびのびとやってきたことをやるといった感じでしたが、今年はチームのためにというところにこだわってやっていきたいと思います。

──昨年、主戦投手として活躍した。よかった点と反省点は

去年1年間は安定感のある投手になろうということで、ロースコアで試合を作るというところにこだわってやってきました。リーグ戦でもそれなりに結果が出たのはよかったです。ただ、昨年は6先発で勝てたのが2試合だけだったので、先発を任されるからにはもっと勝たないといけないと思います。

──春のリーグ戦への意気込みを

上回生となったので、チームを引っ張るという意識を持たないといけないと思いますし、練習からそのような姿勢を見せることも求められるのかなと思います。普段の練習からそういうことをやっていきたいと思います。

2.染川航大(郡山・②)

染川投手

──本年のキーマンに指名された

ありがたいです(笑)。

──昨年1年間を振り返って

怪我が多く、思うように投げることができませんでした。リーグ戦は少し投げさせてもらったのですが、それでもあまり自分の出したいような結果が出せなくて悔しい思いをしました。

──今年の抱負は

まずはリーグ戦で先発として、毎節安定したピッチングができるようになることです。そのために怪我をしないことと、通用する実力をつけることです。

──春のリーグ戦への意気込みを

個人としては先発として5節投げ、チームの優勝に貢献することが一番です。

3.川渕有真(富山中部・②)

川渕投手

──本年のキーマンに指名された

去年の投手の中での自分の役割からして、先輩から引き継がないといけない立場であることは自覚していました。昨秋引退した4回生の穴をしっかり埋められるように頑張っていきたいと思います。

──昨年を振り返って

初めて春と秋のリーグ戦に登板させていただいて、想像していた以上に精神面でも技術面でも厳しく感じ、そこに対しての準備が大事なのだと思いました。

──今年の抱負は

具体的な数字はありませんが、一試合でも多く勝ち試合でしっかり投げて、絶対に点を取られないという、目に見えて結果を出しているなと誰もが思うような投球をしたいです。

──春のリーグ戦への意気込みを

春は秋に比べ、優勝して全国大会に行けるチャンスが大きいと思っています。秋より優勝できる確率が高いですし、絶対にチームの優勝に貢献できるようにしていきたいなと思います。

執筆=岩本涼太

岩本 涼太

「京大ベースボール」記者。京都大学経済学部3回生(2020年入学)。体育会バーベル部、鴨虎会所属。大阪府立北野高校出身(131期生)。高校時代はラグビー部に所属。脇編集長の熱意にひかれて当紙に入局。

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