京大硬式野球部、新年初練習

By岩本 涼太

1月 8, 2022

本学硬式野球部は8日、吉田グラウンドで新年の初練習を行った。


バント練習
キャッチボールを行う水口投手

本紙では近田怜王監督(31)と、エース投手水口(膳所・③)にインタビューを行った。

近田監督は昨冬に監督に就任、今春のリーグ戦が初采配となる。以下、一問一答

──本年の目標は

監督1年目ということで、正直不安なところはあります。選手にも迷惑をかけることがあるかもしれないですが、自分自身のびのびと采配や選手起用を行っていきたいです。

──本年のキーマンとなる選手は

チームのキーマンは愛澤捕手です。捕手は「守備の『監督』」にあたるので、彼を中心にしっかりと守備を固めてもらいたいと思います。

──投打のキーマンは

あえて新2,3回生の選手をあげたいと思います。投手では水江、染川、川渕。野手では小田、平山、大川です。彼らは(水江を除いては)まだリーグ戦の主力とはいいきれないですが、彼らがリーグ戦メンバーになってくるとより面白いですし、勝つ確率も高くなると思います。

──元プロ野球選手として、ドラフト候補・水口投手をどう見ているのか

自分も一軍で投げた投手ではないので何とも言えない部分はありますが、彼はまだ一軍で通用するレベルにはないです。彼にはプロに入るだけでいいのか、それともプロの世界で活躍したいのかを明確にしていき、それに応じて練習をしていこうという話はしています。

──今春のリーグ戦への意気込みを

野球には勝ち負けがある以上、やはり「勝ち」を目指して頑張ります。

ノックをする近田監督

水口投手は今秋のドラフト候補にもあげられている最速152キロ右腕である。以下、一問一答

──本年の意気込みを

冬場にしっかりトレーニングをして、春に結果を残せるよう頑張ります。

──今秋にはドラフト会議。指名候補にも挙げられている

リーグ戦で結果を残していけば、指名に近づけると思うので、しっかりと結果を残していきたいです。

──本年の目標を

まずは春のリーグ戦で、優勝目指して勝ち続けていきたいと思います。優勝して東京に行けるよう頑張ります。

同期の徳田投手(左)と談笑する水口投手

インタビューを行った2人から共通して聞かれた言葉が「勝ちたい」というものだ。他の部員も「勝利に貢献する」「勝ち星をあげる」と口々に話しており、チーム全体から勝ちにこだわる力強い姿勢が感じられた。もちろん、目指すところは春のリーグ戦での優勝である。野球部の本年の躍進に期待したい。

執筆:岩本涼太

岩本 涼太

「京大ベースボール」記者。京都大学経済学部3回生(2020年入学)。体育会バーベル部、鴨虎会所属。大阪府立北野高校出身(131期生)。高校時代はラグビー部に所属。脇編集長の熱意にひかれて当紙に入局。

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