チームの肝要、副将の意気

By脇 悠大

11月 4, 2021

 


良い副将がいるチームは強い。今回は今後チームを支えていく副将達の意気込みを一問一答形式で紹介していく。縁の下で奮闘する漢達の覚悟は必見だ。

◇ 伊藤

伊藤伶真(北野・③) (撮影・京大野球部)

ーー 主将に立候補しなかったと聞きました。主将ではなく”副”主将をやろうと思った理由を教えてください。

今年春秋と基本的にはスタメンで試合に出てきて、僕らの代はスタメン級の選手も少なかったので、とにかくプレーでチームを引っ張っていかないといけないと感じたのが一番の理由です。

ーー プレーで引っ張る、副主将としての意気込みをお願いします。

来年春秋ともに絶対にスタメンから外れることなく、一番しんどいところを背負えるように頑張ります。

ーー 最後に春の目標を聞かせてください。

チームとしてはもちろん優勝です。個人としても、ベストナインは当たり前に取るぐらいの気持ちでやっていかないと優勝はできないと思うので、そこを目指していきたいです。

◇ 愛澤

愛澤祐亮(文・③) (撮影・京大野球部)

ーー 副主将としての意気込みをお願いします。

主将の出口が外野手ということもあり、キャッチャーというポジション上、グラウンドに出て試合になったら自分がキャプテンというくらいの気持ちで守備に関しては引っ張っていきたいです。

ーー 春に向けて、個人の目標を教えてください。

個人的な目標は、盗塁阻止率 .500 以上, 打率 .350以上で、ベストナインを獲りたいです。

◇ 田中

田中陽樹(工・③) (撮影・京大野球部)

ーー チームのまとめ役になろうと思ったキッカケは何ですか?

2年生の時の春キャンプでBチームのキャプテンをやらせてもらって、難しさもありながら楽しさ, やりがいを感じたのが一つキッカケになりました。自分からチームの雰囲気を変えられたという経験もあったので、他の3人がプレーに強みがある分、僕は雰囲気作りとかをうまくやっていけたらいいかなって思います。

ーー 副主将としての意気込みを聞かせてください。

3回生は言わなくても良い雰囲気でできると思いますが、特に1.2回生に能力は高いのにその力を出し切れていないという部分を感じるので、下回生が今よりレベルの高い雰囲気で練習できるように働きかけていきたいと思っています。

ーー 個人としての春の目標を教えてください。

3年間必死にやってきてるので、まずはスタメンで主力として全試合しっかり出れるようにはやっていきたいですし、やるからにはしっかりベストナインを目指して頑張っていきたいです。

京大ベースボール  執筆:脇 悠大

脇 悠大

「京大ベースボール」代表・京大硬式野球部OB(2022卒)。2020秋~2021秋まで京大野球部の主将を務めた。京大野球部を「恒常的に優勝できるチームにする」という主将時に掲げた目標を達成するため、引退後でも何か出来ることはないかと考え、京大ベースボール(学生スポーツ紙)を設立。京都大学初の大学スポーツ紙として、野球部についての記事を書き始める。現役時代は右投左打の内野手。滋賀県・膳所高校出身。2022年度から京都大学大学院農学研究科。

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